体験教室

明日はいよいよ2歳児と幼稚園児の「リトミック体験教室」です。

お陰さまで定員を超えたお申し込みがあり、クラスを増やしました

初めてリトミックを受ける子供達・・・

私達とも最初の出会い・・。

明日は先生もドキドキです

楽しんでもらえる様に頑張ります。

そして御縁あって、ずっと一緒にリトミックが出来たらいいな

今頃はもう夢の中ですよね。

おやすみなさい

明日会いましょう

大人の講座「体験リトミック」

今日は、キャロルで初めて「大人の講座」を行いました。

リトミックとは?という体験講座です。

参加されたのは男女合わせて9名。

残念ながら体調を崩して参加できない方もいました

内容は「リズム」と「ソルフェージュ」と「即興」

リトミックの3本柱です。

口コミで集まった方々なので、色々なリトミック・音楽歴の方がいらしてびっくり!

リトミック初体験の方や、すでに教室等でリトミックを教えていらっしゃるプロの方まで・・・。

どこにスポットを当ててレッスンしようか迷いましたが、

考えて、初めての方でも楽しめるシンプルな内容にしました。

やってみたら・・・

ものすごく楽しかったです!

初めはなんとなく硬かった雰囲気も、リトミックでどんどん解放されたのか

最後には性格が出てる?と思うようなパフォーマンスまで飛び出しました

皆さん、凄いです!!なかなか初めてのレッスンであそこまではできないです!

最後に書いて頂いたアンケートには「楽しかった!わかりやすかった!」

等のご意見を沢山いただきました

それを見てホッとしたと同時に、参加された皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました

皆さんとリトミックを通じて出会い、楽しい有意義な時間を共有できてなんて幸せなんだろうって・・。

又このような講座を開こうと思います。

キャロルのご父兄の皆様ともご一緒できたらなぁ・・・

夢が膨らんだ一日でした。

参加された皆様、ありがとうございました。

もう一回

雪が降って随分経ちましたが、

年少クラスでは,今週も「雪」の想像活動をやりました。

雪が降ったとは言っても、東京では雪遊びが出来るほどの量ではありませんでしたし、

念の為、絵本を導入として使いました。

その絵本は最近見つけて購入したのですが、とても気に入っています。

大抵の「雪」に関する絵本では、最後に雪だるまが溶けてしまうというストーリーになっています。

でもその場面になると、子供達の顔が曇ります

悲しいのです。雪だるまが溶けて消えてしまうのが・・

でも、その絵本は

雪だるまはお日様に当たり、

いい気持になってじゅわ~んと眠るという表現になっています。

ニコニコの顔のまま、とろ~りと溶けていくのです。

子供達も見ながら嬉しそうにニコニコのままでした

それで、リトミックの活動でも自分が雪だるまになっていて、太陽の音楽でゆっくり溶けて行く様子を自由に表現しました。

これは弛緩の練習なんです。

床にだらりん~と寝そべった子供達の一人ひとりに、力が抜けているか試しに行きます。

正直、まだ充分に弛緩しきってはいません。

弛緩するって、実はとても難しい事なんです。

でも足や手等を持ちあげてぶらぶらさせたりすると、気持ちが良いのでしょう。

うふふ

嬉しそうでした。

レッスンの最後のほうで、誰かが急に言いました。

「もいっかい!」

(?何を?)

「も一回!」

皆も言いました。

「も一回!」「も一回!」

「雪だるまが溶けるとこ~

おぉぉぉ

リクエストだったのね!

気にいったのね(笑

勿論もう一度やりましたとも

楽しんでくれて良かったです

ちなみに、こんな時の即興演奏はちょっと「スノーマン」を意識した雰囲気の音楽です。

調性音楽から離れて昔の音階を使って(教会旋法)弾いています。

私の最愛の恩師マルタ先生はこう仰いました。

小さな頃から色々なタイプの音楽に接するようにしなければならない。調性音楽ばかりではいけない。

そうでないと現代の音楽を聴く耳が育たない。

即興はいつの時代の音楽かを意識して弾かなければならない。

とっても難しいです

でもやりがいがあります。

子供達が、音楽にのっていい顔で動いているのを見ると心の中で

「やった~

と思います。私の顔も自然にニコニコしてしまいます

来週また「も一回」って言ってくれるかな?

楽しみです。

バンブーダンス

最近、小学生クラスで「バンブーダンス」をやっています。

使っている竹は、20年以上前から同じです。

3メートル近い長さがあります。

これを買って、教室へ持ってくる時、大変でした。

246から、中町通りまで、竹をかついでえっさっさ・・

すれ違う人が、振り返って見ていたっけ(笑

でもこんなに長く使えるなんて思ってもみなかったです。

研究科クラスでは、もう何回もやったので、皆とても上手に飛びます。

今はオリジナルな飛び方を皆で考えています。

ヒットしたのが二人で向かい合って飛びながら、合図でジャンケンをして勝負する飛び方です。

私は勝った人が続けて飛ぶのかなぁと思ったら、

子供達は

「負けた子が続けた方が面白い!」

と、言いました。

やってみたら、なるほどね

勝った子は「やり~!」と嬉しそうに飛び出して抜けます。

負けた子は大袈裟に「ひぇ~」と言いながら頑張っています。

負けが続くとかなりハードでヨロヨロしてきます。

暑くなって、上着を脱ぎ捨てても飛んでいます。

それを見て、周りの子も大盛り上がり

「がんばれ~!」

子供って遊びを考え出す天才ですね!

これをやっている時の音楽は3拍子を弾いています。

面白いのが、言葉で「はい!」と声をかけなくても

音楽の中で「アナクルーシス」という準備に当たるものを入れて弾くと

皆、ふっと当たり前に動いている竹に飛び込んでいます。

やっぱりリトミック育ちは違いますね~

もう、音楽的なんだから~!

と、先生は嬉しくなります

さて、実はレッスン課題で「5拍子」に入りました。

バンブーもそのうち 123 12 と飛びますよ。

難しそう~。

でも楽しそう!

足をはさんでも平気な子供達ですが、私はピアノを弾きながら見ていてドキドキします。

怪我をしないように楽しみたいです。

キャロルの歴史②

昔話の続きです。

白いイメージのキャロルでしたが、今のカフェのある場所はお店になっていました。

最初はちょっとした小物が売られているサロン的なお店。

3年位経つと「特撰館」というブティックになりました。

ここがお母様に大人気で、レッスン中のお子様を待つ間、ショッピングを楽しまれていました。

こんな事がありました。

その日は見学日なのに、どなたもレッスン室へ入室されないのです。

子供達はお母様にリトミックをしているところを見てもらいたくてウズウズしています。

口ぐちに

「ママはまだ~?」

「どこにいるの?」

と言い出しました。

それで私も

「じゃ、ママ達を呼んでくるね。」

そう言い、レッスン室を出ると、どなたもいません!

あら~?

隣のブテイックを覗いたら

あらあら・・お母様方がファッションショーのようにお洋服を試着中でした

「今日は見学日ですので・・」

と言うと皆さん大慌てで服を着替え始めました。

するとある方が、サイズ直しをしていたらしく

「駄目だわ~すぐ脱げないわ」

と慌ててしまいました。

ブティックの方が

「いいですよ。そのまま見学されてください。」

とおっしゃってくださり、そのお母様は静々と素敵なワンピースを着たまま、しかも針を留めたまま入室(笑

「あ~~~!!ママずるい!!」

お子様に言われてしまいました。

それでも最後までちゃんと針と一緒に見学されていました(笑

あれから20年以上経った今は、レッスンが終わって

「お待たせしました~」

とレッスン室のドアを開けるとお迎えが一人もいらっしゃらない事が・・・

隣のカフェを覗くと

お母様方が仲良くお茶をしていらっしゃいます

大慌てで席をお立ちになるも、子供達にみつかり

「ママずるい~!!」

と言われてしまったり(笑

何だか昔を思い出します。

キャロルは子供達は勿論、お母様方もとても仲良くしてくださり本当に嬉しく思います。

以前あるお母様が

「ひとつのお稽古で、こんなに何年も、同じメンバーで一緒にやれるってそうそうない事です。

だから、幼馴染みたいに仲良くなれます。」

とおっしゃってくださいました。

卒業しても時々集まっていらっしゃるみたいです。

リトミックを通じての出会いが、人生の中でも大切な出会いのひとつになるって・・・とても嬉しいです

11日に雪がふりましたね。

待っていました!!

ここ何年か暖冬で、東京では雪らしい雪が降った記憶がありません。

レッスンで「雪」を題材に想像活動をしようと思っても

子供達に「雪」の経験がないとできません

だから

待っていました!!

でも・・

雪遊びが出来るほど積りませんでしたね。

残念!!

でもせっかくだから今週は「雪」を題材にやってみようと考えています。

想像活動の中で、子供達とたっぷり雪遊びをしますよ~

インフルエンザ

静かに流行っていますね~インフルエンザ!

今週、インフルエンザでお休みの生徒さんや、お母様がインフルエンザで送ってこれないという方がちらほらいらっしゃいました。

皆さん気をつけてくださいね

レッスンするスタジオにはいつも暖房を入れていますが

子供達はすぐ「暑い!暑い!」

言いだします。

それはそうですよね~! だってあんなに動いているんですもの。

なのですぐエアコンを切ってしまいます。

すると

ピアノを弾いている私はとっても寒くなってきます。

指が冷た~くなってきます

指といえば、最近のお子様は体温が低い子が多いですね。

手をつないだ時にびっくりする事がよくあります。だいじょうぶでしょうか?

以前に、私は、レッスン中にあまりに寒くて我慢できなくて

ついには

ダッフルコートを着て「ごめんね。どうしても寒くって・・・」

と言いつつレッスンした時がありました。

家に帰って熱を測ったら、38度以上ありました(笑

寒い訳ですね~

子供達は「暑い。暑い。」と競争のように、服を脱ぎます。それは良いのですが

最後のクラスが終わって子供達がいなくなった部屋に

「ぽつ~ん」

靴下やトレーナーが忘れられています。

コートがある時も!

お母様と車で帰られたのなら良いけれど

自転車で一人で来た子は大丈夫なんでしょうか?

寒いでしょうね~ 心配になります。

とにかく 春までもう少し!

皆さん体調に気をつけて 元気にいらしてくださいね

氷姫の伝説

リトミックのレッスンでは、想像活動の中で音楽の聴き分けをします。

親子クラスから年中クラスまではとても多いです。

でも、段々と子供達が「ごっこ遊び」を卒業すると、「音楽ゲーム」へ移行してゆきます。

私は、その想像活動を考えるのが好きなのですが、中でも子供達に人気な「ネタ?」があります。

金曜日の年中クラスで、その中のひとつ「氷姫の伝説」をやりました。

これは、氷の国へ行き氷の馬を作る・・・という話なのですが

実はずっと以前に、たまたま病院で子供の絵本を読んでいたら「ムーミン」の絵本があり

その話が面白かったので、私が勝手にアレンジした話です

楽しいのは、氷姫に見つかると氷になってしまう・・・という場面です。

子供達はピアノの合図を聴いて、即時に固まったポーズをします。

面白い顔で固まった子供や、変なポーズで固まった子供もいて面白かったです。

これは身体の「緊張と弛緩」を体験させるねらいがあります。

又、氷姫が馬に乗ってどこかへ行くまで隠れて待つという設定で、子供達はグランドピアノの下へ入って目をつぶって
音楽を聴く・・・という場面もあります。

この時は、子供達が興奮して、グランドピアノの下にいるのを忘れて立ち上がらないかと私はドキドキします。

結局、馬に乗るという動きから「スキップ」の音符へ導くのがその日のレッスンの目的です。

このレッスンをするといつも自分の幼少の頃を思い出します。

家のレコード(古いですね)にスッペ作曲の「軽騎兵」があり、この曲が大好きでした。

この曲に合わせて、自分が馬に乗ったつもりで家の中を跳ねまわりました。

途中、静かな悲しい所では、傷ついた兵士になったつもりでヨロヨロして、最後にはバッタリ倒れて待ちます。

又、音楽が最初の跳ねる感じに戻る時、ガバッと起き上がる瞬間がたまらなく好きでした。

この一人遊びが、私のリトミック的な原点になっていると思います

ただ、曲はいつも同じで変化がなく(当たり前ですが)

バッタリ倒れている間は長くて嫌いでした。

でも、これがリトミックだったらどうでしょう?

何も決まっていないんです

だって先生の即興演奏だから

音楽に集中しますよね~

凄い刺激だと思います。

私もできるならば、もう一度幼少に戻ってリトミックを体験したいです(笑

音楽と一緒に、夢中になって跳ねていた気持を思い出します

だから

子供達のリトミック体験が、大人になっても忘れられないような思い出になってくれたら・・・

と、秘かに願っているのです。

サプライズ

昨日の1年生クラスでの事です。

只今作曲活動の真っ最中。

一人ひとり順番に即興で歌って創っていきます。

誰かが私とピアノの傍で歌っている間、他の子供達はノートに創った音を書いたり、次の展開を、鉄琴で試していたりします。

「は~い。○○ちゃんどうぞ~

私が呼ぶと、呼ばれた子はノートを片手にちょっと緊張した顔でやってきます。

最初はその子の選んだ拍子で、即興唱の練習をします。

私が歌った「問い」のメロディーに対して「答え」を歌い練習します。

うまくいくといよいよ本番です。

その子の「題名」に合わせたリズムとか曲の感じ(楽しい・悲しい・ゆっくり・速い)等を考えて

その子自身の曲を歌い出します。

すると

今までザワザワしていた教室が

し~~~ん!

と、一瞬静まりかえります

他の子供達の様子を見ると、皆、作業が止まっています。

耳だけダンボになっているのがよ~くわかります

友達の曲が気になるのですね。

面白いです。 可愛いです。

その一瞬が終わると、残念な事に(笑)又、ザワザワします。

昨日は最後に子供達にこう言いました。

私「あのね、実は先生、みんなにお願いがあるの。」

「なになに~?」

私「秘密守れる?」

「うひょ~!守れる!絶対守れる!」←大興奮

私「サプライズって知ってる?」

「知ってる~。サプライズするの?」

私「作曲発表会の時にね、・・・・・・・・だけどお母さん達には内緒ね!

びっくりさせちゃおう!」

「えぇぇぇ~~?」「いいよぉ」「わぉ」「秘密大好き~」

皆、大興奮でした。

もしかして、今頃、すでにお母様に「・・・・」を話してしまったかしら?(笑

いいんですそれで

多分バレバレの「サプライズ」になると思いますが、どうぞそれも楽しんでくださいね。

だって

子供達、あんなに張りきっているんですもの。

誰かを喜ばす「サプライズ」

たっぷり味あわせてあげたいです。

リトミックはやっぱり楽しい!

眠いです(笑

でもこれだけは書きたい!

リトミックって自分がするのは勿論楽しいけど、教えるほうも凄く楽しいです!

今日はどのクラスも良かったなぁ

年少クラス、自分のアイディアを沢山発表できたね。

1年生クラス、素敵なメロディーを即興で歌えたね。

4~6年生の研究科クラス、バンブーダンス、盛り上がったね!

音楽で得る感動は色々あり、どれも素晴らしいと思います。

同じ音楽でも、リトミックで得る感動は「何となく理由なく感動した・・」とは違います。

「わかった!」

「そうだったんだ!」

「心地よい!」

「できた!」

という具体的な、あるいは達成感を伴う感動です。

子供達の感動は、教える私にも確実に伝わります

とっても嬉しいです

今日は嬉しいレッスンでした