2014年度

koe_03娘がキャロルリトミックスクールに通い始めて1年、私は何とも言えない感慨深い気持ちに包まれています。
娘の成長をこの明るいスタジオで見ることができたこと、母としてリトミックを娘に経験させてあげることができたこと、本当に良かったと思っています。さかのぼること数十年?私はキャロルリトミックスクールの第一期生でした。
研究科まで進みましたので、合計10年通い続けたことになります。
当時、リトミックは私の生活の一部でした。
グランドピアノの音が身近にあり、身体が音に反応することは当たり前のことだと思っていたのです。
リトミックの素晴らしさや自分の成長に与える影響などは知りませんでしたが、毎回のレッスンは楽しく、いつの間にか卒業を迎えていました。
そんな私が子供を持ち、その子が1歳になる頃には何か習い事をと考えるようになりました。
そして、真っ先に思いついたのがリトミックでした。
そして、その理由を考えてみて初めてリトミックの素晴らしさに気づいたのです。
音を身体で鳴らすことができるというのは、様々な場面で活躍してきたのだと。
外国語を学んだり文章を人前で読んだりといったときに役立っていたのは、リトミックで培ったリズム感や音を身体にとりこむ力、そしてその表現力だったのです。
そのことに気づいた私は、娘にリトミックを習わせることに決めました。
とはいえ、私の時には無かった1歳児クラス。
たった1歳で何を学べるのかという疑問を持ちつつの入学でした。
ですが、そんな心配は全く不要でした。
初めこそ私にしがみついていた娘ですが、手遊び唄では好奇心いっぱいに先生をみつめ、レッスンの後半にはピアノに合わせて歩くようになっていました。
これこそが、リトミックの力です。
ヨチヨチ歩きでも、言葉が出なくても、全身で音に反応しようとしているようでした。
回を重ねるうち、テンポがゆっくりであれば低音を表現すべく白熊のようにのっしのっしと歩き、ピアノの音が止まればピタっと止まれるようになりました。
そして家ではクラシックやジャズの音楽に合わせて、正しいリズムをとって踊るようになりました。
高音を表すときにはキリンのように細く背伸びをすることもあり、表現方法にもバリエーションがつきつつあります。
1歳から2歳というのはスポンジのように物事を吸収する大切な時で、その時に本物のリトミックから学んだことは図り知れません。リトミックの素晴らしいところは、あくまでも「自然に」だと思うのです。
言葉を自然に話せるようになるように、リトミックのレッスンでは自然にリズムや音、表現力が身につきます。
それが娘の将来に必ずや役立つと信じて、これからも一緒にリトミックを楽しんでいきたいと思います。

1歳親子クラス Sちゃんの母・美和様


koe_01間もなく4歳になります娘がキャロルリトミックスクールでお世話になり、早いもので2年が経とうとしています。
我が家はスタジオから1,2分の場所にありますが、スクールを知ったのは友人のお子さんが偶然にも数人スクールに通われていて評判を伺ったのがきっかけでした。
まだ習い事を一つも始めていなかった娘。
始めるタイミングなど頭で考えすぎていた私ですが、実際に体験をさせていただき、スタジオに響き渡る範子先生の素晴らしいピアノ演奏と子供の目線に立ってサポートしてくださる優しさ溢れる裕子先生…スクールのアットホームな雰囲気に『よし、始めよう!』と即決致しました。
普段家庭では元気良く歌ったり、踊ったり・・・“表現力のある娘”と思っておりましたので、リトミックを始めたらさぞかし楽しく音楽に合わせて体を動かす事でしょうと期待しておりましたら、初めてしばらくは『ママ抱っこ!ママ抱っこ!』と、私が娘を小脇に抱えてリズムを取ったり、お名前を呼ばれても恥ずかしくてお返事が出来ずにゆびをくわえながらモジモジする・・・といった様子が続いたものでした。
それでも時間が経ち回数を重ねていく内に、自然と音楽に身を任せリズムを取ったり、先生にお名前を呼ばれると『は~あ~い~♪』と元気よくお返事ができるまでになり、一時期はきちんとできる他のお子さんとどうしても比べて見てしまう事もありましたが、この子はこの子なりのペースで吸収し、表現しているのだなと、最近になってつくづく思います。
まるで何もしゃべれない赤ちゃんが、言葉を耳から吸収・蓄積して、ある時期急にしゃべり出す様に、最近娘も、リトミックでこれまでに習ってきた歌や踊り、先生が読み聞かせて下さる絵本の内容まで、溢れ出る様に家で再現する事が多くあります。
自分が先生になったつもりで、兄を相手にクラスで習った事を再現するのです。
その一部始終を見ているとおかしいのももちろんですが、『そんな前の事まで本当によく覚えているなぁ~』と驚かされます。
この幼い時期は特に、クラスの時間ずっと集中するなどという事は到底難しい事ですが、子供は自然と体全体で音楽を、リズム表現を、先生やお友達との交流を吸収しているんですね・・・。この春から幼稚園に上がり、いよいよリトミックでも親子分離が始まろうとしています。
これまでの親子クラスではとにかく甘えん坊で、何気に人前で注目を浴びるのが苦手な娘がこれからリトミックを通して音楽面で、自己表現面で、どの様に成長していくのか…。
親として楽しみと期待で一杯です。先生方、これからもどうぞご指導、宜しくお願い致します。

2歳親子クラス Nちゃんの母・晴美様


koe_02この3月で息子は研究科へ、そして娘は研究科を卒業させて頂きます。
キャロルとの出会いは、リトミックと言う言葉も知らなかった私に、初めての習い事としてお友達に誘われたのがきっかけでした。娘は幼児クラスの時から、なんでも人の後ろからついていく、発表や発言は苦手なタイプでしたが、体を動かして表現したり、音楽に合わせて動く事は心地良い時間だったらしく毎回楽しく通っていました。
小学校に入ってからは、女子だけのクラスだった事もあり誰がリトミックが上手かという話題が子供たちの中であったらしく、自分は苦手だな・・・と思っていたようです。
研究科に入る前の、先生と子供の面談の時、娘の性格や今までの事を褒めて、認めて下さり、その時、娘の目から涙があふれそうになってましたと、先生から聞きた時は親として心配していた一面だった事もあり、安心と有難い気持ちで一杯になりました。
娘にも、後からその時の事を聞いたら、なんとなく胸が熱くなったとその一言だけ返ってきただけでしたが、初めてゆっくりレッスンではない時間に先生と話し合えた事が、特別で心に響いたのではないかと思ってます。研究科に入ってからは、年下の男の子が多く、弟とは違うかわいさを感じてるようでした。
受験で一年間お休みしていたのですが、最後の発表会に参加できるよう調整してくださり、それを娘に話してみると、参加したいと即答だったので、リトミックが大好きなんだと改めて思いました。

息子は今でこそ、年末年始以外は誰かと遊ぶ事を考えているような野球少年ですが、幼稚園の年中の頃まで、新しい場所、事を受け付けないタイプで、当時、はまっていた電車以外興味がない様子で、園から持って帰る作品があまりにも寂しい感じなので、これはまずいと姉の通っていたお絵かき教室に連れて行った所、入り口で号泣して入ろうとせず断念。
そんな時、偶然読んだ、「窓際のトットちゃん」の本にリトミックの素晴らしさが書いてあった事、誰かにリトミックを習うと、将来引き籠りにならない?(当時ちょっと心配!)と聞き、半強制的に、やらなくていいからとにかく行きなさいと始めました。
幼稚園でも行事は隠れて見るというお約束で、親に見られたくない子でしたので先生に全てお任せでした。

靴下を脱ぐ事から拒絶と言うスタートでしたが、時々、スタジオの外の小窓から覗くとピアノの下や鏡の前に座ってジーとしていたのが、ちょっとずつ、参加できるようになって、気が付いたら、ゆう子先生に手を引かれて一緒に参加し、いつの間にか楽しんで通っていました。
息子の表情を見ようと、スタジオの外の色々な小窓から顔を出していたせいで、先生からは、子供たちが窓にお化けが出るって思ってますよ。
と言われてましたが、1年生になって、私もお化けを卒業して、ようやく中で見学させてもらえるようになりました。
外から大声で歌いながら帰ってきたり、音楽に合わせて自分なりの変なダンスを見せてくれる事が度々ありますが、リトミックで磨かれた感性だと、ほほえましく感じてます。

リトミックというのは、ここまで出来るようになったと言う事が、分かりずらいものだと思います。
それでも、我が家の様に、とても音楽に疎い夫婦も子供たちの行動を見てこれってリトミックを習っていたからかな~と話す事があります。
個性あふれる子供たちをレッスンに集中させる事が出来るのは、リトミックの理論や深い知識だけでなく、先生方のお人柄もとても大きいと思います。
10年もキャロルで音楽の楽しさを教えて頂き、また、この原稿のお話を頂いた事で、幼かった頃の子供たちの事をゆっくり思い返し、懐かしむ時間を与えて下さった事にとても感謝しています。

どうぞ、これからもご指導よろしくお願いいたします。

Fクラス K君
研究科 Yさんの母・加代様


koe_08まだ1歳の娘を連れキャロルのリトミック体験教室に来たのは11年前。当時近くの公園で知り合ったママ達に「キャロルのリトミックは良いよ。」と聞き体験教室に参加しました。楽しそうに音楽に合わせて体を動かしている娘の姿を見て、私もとてもうれしく思ったのを今でも覚えています。

終わってから娘に「楽しかった?」と聞くと「楽しかったぁ~!」と満面の笑み。
その笑顔は「リトミック決まり!!」と私を納得させました。(笑)
「り~お~ちゃ~ん♪」と先生。「は~い♪」と娘。

続けて違う音階で「り~お~ちゃ~ん♪」「は~い♪」と先生の音に合わせて返事をする娘の姿を見て感動(*_*) しかも我が娘だけではなく他のお友だちも同じようにしているのを見て、小さな子どもの能力のすごさに感心しました。

何年か前に太鼓を教わる機会があり親子で参加しました。

その時に感じたのが娘の上達ぶりがものすごく速いこと。
太鼓をご指導してくださった方に娘が「リズム感がいいね」と褒められているのを見て、「リトミックのお陰だ!」となんだか優越感。
ほかにもリズム感が良いと言われることが多々あり、小さいころからリトミックを続けさせてて良かったと思ったことは何度もありました。

続けさせてて良かったというより、娘本人がリトミックが大好き❤で週1回のレッスンをとても楽しみに通っていたんですけどね。

それにしても、12歳の娘が11年間もリトミックを続けてきたという事はとてもすごい事だと思います。

そして楽しく続けてこられたのは、範子先生を始めご指導にあたってくださった先生方や素敵な仲間たちのお陰だと感謝しております。
本当にありがとうございました。

卒業してもリトミックで培ってきた事は娘が成長していく中でずっと役に立っていくものだと思っています。

研究科Rさんの母・美幸様