2015年度

koe_03子供の頃に通っていたリトミックスクールへ、もう一度通うことになるとは夢にも思っていませんでした。
私は引っ越しや転勤で世田谷から随分長い間離れていましたが、娘が2歳になる昨年の春に戻り、20年ぶりに腰を落ち着かせました。ちょうどその頃に、友人の小学生のお嬢さんが近所のリトミックに通っていると聞き、もしかしたら私が昔通っていた教室ではないかと半信半疑で話したのです。
もう数十年も前のことなので朧な記憶しか残っていませんでした。友人は、それでは一緒に見学してみないかと誘ってくれました。

見学当日、コンクリートの特徴的な空間と、先生の変わらない優しいお顔を拝見して、昔の記憶が一度によみがえりました。
当時の音楽・楽器・細かい教材・どんな服を着て発表会をしたか・・・など本当に細かいことまで思い出したのです。
小学生の生徒さん達のレッスンでは、その表現力の豊かさに圧倒されて目が離せませんでした。先生のピアノを聞きながら、それぞれの思うように体を動かす姿はとても綺麗でした。当たり前のようにやっている様子だったので、いつもの風景なのでしょう。
そのことが、とても魅力的なことだと思いました。娘は隅のほうでまねをしていましたが、そのうちお姉さん達と一緒にやりたいと泣きだすほどでした。
今は親子クラスに通っていますが、この大切な時期に一緒にリトミックを楽しむことができて幸せだと思います。
娘につきあっているのではなく、ふたりで同じ経験をしていると感じられるからです。
生まれたころから一緒に歌って遊ぶことが多く、娘は歌ったり踊ったりすることが何よりも好きなようです。
一日を振り返ると、ふたりで四六時中歌っていることに気付きました。娘がリトミックを好きになってくれたのは、私が昔やっていたことも役立っているのかもしれません。
リトミックは子供のこれからのために、とても大切なことを教えてくれていると思います。
誰かに決められたことではなく、自由に表現することで子供ひとりひとりの個性を大事にできますし、自分で考えたものが認められて自信になり、他のお友達のやりかたも面白いと興味を持つようになると思います。
そして、子供のときの体験は普段は忘れていても記憶の引き出しに大事にしまってあって、決してなくなるわけではないと思うのです。ふとした時に思い出したり、知らぬ間に私達の人生へ影響を与えているはずです。長い間変わらぬご指導をしてくださり、このような貴重な体験をさせてくださる先生方に、とても感謝しています。
どうぞこれからも、末長くよろしくお願いいたします。

1歳親子クラス Kちゃんのお母様


koe_01お腹の中にいる時から長女のリトミックに一緒に参加していた次女の和花が
1年前の春、2歳児クラスにデビューしました。
 最初のおきまり<わーかこちゃん><はぁい>。とうとう自分の名前が呼ばれて大満足。私からなかなか離れられないけれど、リトミックは大好きで大張り切り。
楽しくお馬のステップをしたり、ピタッと止まったり、くるっと反対にまわったり、一緒にリンゴをひろったり・・・久しぶりの親子クラスで、私と和花の楽しく遊ぶ(?)時間となりました。
 姉妹で遊んでいると、ディズニーの音楽がなると合わせて歩いたり走ったりくるりと回ったり、音の雰囲気に合わせた動きをしたり、何かを食べると<今日は何を食べたの~♪>と始まります。気が付くと、我が家の遊びの中には、リトミックで習ったことがたくさん!
今のお気に入りは、<りんごりんごりんごのほっぺ~♪>のミックスジュースの歌。
この歌は長女の美優の時はなかったので和花が得意気に教えてたり・・(笑)
これだけ子供の身体の中にしっかりと入っていくというのは、キャロルのリトミックの素晴らしいところだなぁ、と思います。
 1年前は全く私から離れて絵本を聞くことができなかった和花が、今ではそれまで抱っこしていても、絵本が始まるとスッと私から降りて1人でお友達の中に入っていき座る姿をみると、成長したなぁと嬉しくなります。
とうとうこの春からは一人でのリトミック。また成長する姿が楽しみです。
 今日も姉妹で<階段のぼりましょう~♪ドレミファソーラシド~♪>と、騒がしく楽しい我が家。これからもたくさんキャロルの先生にお世話になって楽しく過ごしたいと思います。よろしくお願いいたします!

2歳親子クラス Wちゃん
Cクラス Mちゃんのお母様


koe_02娘がお世話になってから早いもので8年が立ちました。
兄である長男もお世話になっており、娘がお腹の中にいた頃から数えると10年にもなります。
今、娘は歌が大好きです。
既存の歌はもちろんですが、自分で創作した歌を気分に合わせ気持ち良さそうに声を張上げ、振り付けダンスありで歌う娘はまさに心の感情を自由に音楽で表現して楽しんでいるようです。
ビアノも習っているので、そちらの表現も頑張ってほしいな、と期待する親心ではありますが、「何で表現するか」ではなく、音、音楽を心で感じ、感情を体で味わえる豊かな感性を磨いてくれたのが、ここのリトミック教室の素晴らしさだと、改めて感じております。
五感と感情と体との一体感と豊かな感性をリトミックで養えたことは大切なインスピレーションにも繋がり、これからの娘の可能性を更に広めてくれることでしょう。
また、グループレッスンとしても、範子先生は一人一人の個性を大切に、音楽を通して人それぞれの感じ方、表現があることを尊重してくださったからこそ、リトミックの場は評価ではなく安心して表現出来る場であったこと。
だからこそ子供たちはお互いにすごいところがある、と認めあえている様子は本当に素晴らしいことだと思います。更に皆で音楽を通して心を通わせあっているからか、非常に仲が良く、末永くお付き合い出来る大切な友達が出来たことは親子共々嬉しく思っております。
範子先生、裕子先生をはじめ、今まで関わってくださった素晴らしい先生方にこの大切な成長期に出会えたこと、本当に感謝致します。
ありがとうございました。

Fクラス Kちゃんのお母様


koe_08息子がリトミックに通いだしたのは幼稚園年中のときでした。
もともと2歳の弟に何か音楽をと思い、ついでに体験に来たところ、本人が気に入ったのでそのまま通うことになりました。
当時はたまたま同じ幼稚園のお友達が何人か通っていて、そのせいもあってか、とてもこだわりが強くて、何かあるとすぐに泣くような息子が、毎回楽しそうにレッスンに参加しており、私も月一の見学日を楽しみにしていました。
それでも、他のお稽古が遅くなって、少し遅刻してしまったとき、お部屋に入れずに泣いていたり、どこかに行ってしまいプチ迷子になったこと、今では懐かしい思い出です。
特に音楽に強い思い入れがあるわけでもなく、ピアノや他に楽器を習っているわけでもなかったので、研究科に進まずに小学校3年で卒業かなと思っていたのですが、意外にも本人が続けたいと言い出し、きちんと楽器を習いながらリトミックに来ているお友達の足を引っ張るのではないかと心配していましたが、のりこ先生&ゆうこ先生の優しいフォローもあり、何とか6年生の卒業まで楽しく通うことができました。
もとからなのか、リトミックに通っていたからなのか、息子は音楽に関わらず、何かを人前で表現したりすることが好きなようで、発表会のときに行ったボディパーカッションの演技などはとても生き生きと演技をしていたのが、いまだに印象に残っています。
私自身もこのキャロルリトミックスクールに息子とともに8年間通いました。
幼稚園の頃は隣のカフェでレッスンの間ママたちとお茶をしながら楽しいひとときを過ごしました。
だんだんと年齢が上がるにつれて、1人で来るようになってからも、お迎えのときにみんなでおしゃべりすることが金曜日の夕方の習慣になっていて、ここ最近は先生方が帰ってからも薄暗い教室の前でおしゃべりに夢中になっていたことも多々ありました(ほとんどかな・・・先生、スミマセン!)。

そんな楽しい時間がもうすぐなくなってしまうと思うとなんだかとっても寂しい気持ちでいっぱいです!!
是非とも同窓会開催楽しみにしています(笑)!!
最後に・・・楽器を習っている子も、習っていない子も、キャロルリトミックスクールの子どもたちはみんなそんなことはお構いなしに自分の感じたままに音楽やリズムに合わせて色々な表現をしており、そんなみんなの、そして息子の生き生きとキラキラした笑顔を見るたびに、このキャロルリトミックスクールに通い続けて本当に良かったと心から思います。ここで得たものは息子にとっても私にとってもかけがえのない財産です!
本当にお世話になりどうもありがとうございました!

研究科 K君のお母様