2021年度

リトミックに通い始め、早いもので2年半以上の月日が経ちました。

長女も幼い頃にリトミックを経験し、今でも歌うことや音楽に合わせて体を動かすことが大好きなので、次女にも是非やらせたいと思っており、よちよち歩き始めた1歳半頃体験レッスンに参加しました。

周りは娘より大きなお兄さん、お姉さんばかりでまだ早かったかなと思いましたが、そんな中で小さな娘は先生のピアノや歌に合わせて楽しそうに体を動かしており、そんな姿がとても可愛らしく、入会を決めました。

通い始めてしばらくの間は、初めて家族以外の人達と過ごす時間に娘も緊張するようで、普段はおしゃべりな娘がほとんど言葉を発することはありませんでした。しかし、先生の演奏するピアノの音や先生の声はしっかりと聞いており、楽しそうに体を動かしていました。

家に帰ると「マ~マと散歩、ペンギン散歩♪」と歌いながら何度も高い高いをせがまれ、腰が痛かったのも懐かしい思い出です。

1歳クラスももうすぐで終わるという頃、新型コロナウイルスの影響でレッスンがお休みになってしまいました。しばらくのお休みを経て再開した際は、今まで以上に生の音楽を聞き、思い切り体を動かすことが子供達にとって大切な時間なのだと再確認しました。

2歳クラスに上がってからは新しいお友達も増え、お友達と一緒に過ごす時間も楽しんでいるように感じます。

リトミックでは季節や行事に合わせた歌や絵本の読み聞かせをしてくださいます。

フラフープが車になってドライブに出かけたり、餅つきの杵になって餅つきの真似事をしたり。タンバリンが籠になって木の実を拾いに行ったり、豆まきの升になって鬼退治をしたり。

コロナ禍で多くの体験をさせてあげることが難しい今、毎週のリトミックでこのように季節や行事を感じることができるのは娘にとってとても良い経験だと思います。

1歳親子クラスを2回経験し、現在の2歳親子クラスももう残りわずかです。

4月からは年少クラスへ進級し、親子分離となります。

益々の成長、新しい経験が待っていることを今からとても楽しみにしています。

2歳親子クラス Mさんのお母様

 


歌うこととからだを動かすことが大好きな息子を見て、リトミックが良いかもしれないと思い、キャロルに通い始めました。

年少の途中から始めたので、当然おともだちとの出来に差がありました。しかし本人は特に気にする様子もなく、「音楽にあわせてからだを動かすって楽しい!」という気持ちだけで通っていたように思います。

キャロルを始めて変わったこと。

それは、音楽が流れると、曲調に合わせた自己流のダンスをする時間が増えたことです。
そのオリジナルダンスの表現力に、たびたび驚くことがありました。

そして、「この歌を作った人は、こういう場所で書いたのかな。こういう気持ちで書いたのかな。」と、作り手を想像するような言葉が圧倒的に増えました。

音楽、とりわけ「リトミック」というのは、短期的にみると目に見えた上達や達成感は、なかなか感じづらいものなのかもしれません。
でも、それで良い、それが良いと思っています。目には見えないですが、ふとした時に子どもの心が育っていることを実感できるからです。

4月から小学生になります。
人と比べられることが増えていくなかで、自分が“良い“と思った感性を大切にすること、そして、頭のなかにある思いや気持ちをアウトプットする(作曲する)喜びを、
これからのリトミックを通して学び知ってほしいなと思っています。

これまで不器用ながらも楽しく続けてこられたのは、範子先生を始めご指導にあたってくださった先生方や一緒にリトミックを頑張るおともだちのおかげだと感謝しております。

キャロルのおともだちと先生方が奏でる音楽を通して、息子の人生が豊かになっていることを日々感じます。

「音楽っていいな」と思える時間がこれからも続きますように。
息子の居場所になってくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

Cクラス M君のお母様


関東へ越してきてからすぐの出産、そして育児に。と、何もかもが初めてでした。
まずは娘にお友達を作ってあげたいという気持ちで、1歳になったばかりの頃リトミックの体験へ行きました。まだつたい歩きもままならず、ずり這いをしており、娘を抱っこしながら、親子でリトミックに参加する時間は、とても貴重な事で、とても楽しく娘も安心している様子でした。

あっという間に2歳3歳…と母子分離に入り、幼稚園児となってからは、今までに重ねてきたレッスンでの学びで、すんなりと分離も出来、安心できる仲間や奈良先生がいつもそばに居てくれましたおかげで、毎週リトミックを楽しみに通ってくれました。
その頃からずっと一緒に続けているメンバーの皆さんと共に心身共に親子共に成長させて頂き、ひとりひとりの個性を尊重し、良いところを引き出してくださる奈良先生、に感謝しております。
木曜日クラスは12名おり、ほんとみんなそれぞれの可愛い個性があって、色んな表現や表情を見せてくれ、今回の作品発表会での発表も、見事でした。

コロナ禍で練習が大変だったと思いますが、先生方の手厚いご指導があり、ピアノが苦手だといいながら、ピアノを発表に選び、曲作りをし、一生懸命に弾く姿に感動しました。
大きく成長してくれた事を実感しました。

心優しく、強く、感受性豊かで、大切なことがリトミックを通じて学べたこと、奈良先生に感謝しています。
また、このメンバーと共に今までリトミックが出来て幸せです。ありがとうございました。

Dクラス Kさんのお母様


祖母の心に残っている思い出を書かせていただきます。

初めに、長女にリトミックを習わせたいと思っていた時、友人からお誘いをいただき入会したのがキャロルでした。当初は、お友達と一緒にレッスンができず親のそばでモジモジしており、親としてはちょっと歯がゆい思いをしていました。そんな時に範子先生が「大丈夫です。ゆっくりなれるのを待ちましょう。」と声を掛けてくださり、親としては大変嬉しかったことを今でも覚えています。先生が仰った通り、時が経つにつれお友達の輪の中に入りとても楽しくリズム遊びができるようになりました。

次女は、私のお腹にいる時から毎週リズムを聞いていたからか、よちよち歩きを始めた時からお姉さんたちに合わせて踊り、リズムを刻んでいました。先生方にいつも「貴ちゃん、貴ちゃん。」と呼んでいただき、優しく接してもらうことで、リトミックへ通うことが当たり前のように考えて入会しました。4年間一緒に通っていたお友達と同じ学校に入学でき、卒業後もママ友として交流が続いているそうです。

娘2人がキャロルを卒業して○○年後、長女の娘である孫がキャロルでお世話になることが決まった際、範子先生や奈良先生と再会した時は嬉しくて泣き笑いしました。孫もまた1人で輪の中に入れずに私が抱っこして教室を走り回る状態がしばらく続きました。やはり親子ですね。

そんな私たちを心配顔で見守ってくださった先生方、保護者の皆様方ありがとうございました。知らないうちにリトミックで身に付いた三者三様の音や表現力が進む道は違っても役立っていることと思います。

Fクラス Yさんのお祖母様


我が家の自慢は、キャロルの生徒さんの中でもなかなかないとは思いますが、ほぼ全ての先生方に娘達をみてもらえた、ということではないでしょうか。

初めてのキャロルは、長女が3歳の時。赤ちゃんといえばリトミック、というイメージのあった私は生後3ヶ月からリトミックを探し、環境の変化もありキャロルに辿り着くまで3箇所のリトミックに通いました。音楽仲間から「用賀に有名なリトミックスクールあるらしい」という噂を聞いて、ようやく平日時間の取れるようになった私はすぐさま体験し入会しました。

長女の時代はコロナのコの字もなく、火曜日の範子先生(アシスタント裕子先生)12名ほどのお友達とレッスンを行なっていました。娘は3歳前からバイオリンを習い始め、リトミックに通う理由はバイオリンの上達に繋がればという親の意向でした。自分から進んでいく性格でもなく、楽しいのか楽しくないのか、当時、感情を伝えるのが苦手だった長女。見学していてもとても真面目に淡々とこなします。楽しそうにお友達と接している子をみると少し羨ましくも思いました。リトミックの帰りに「今日リトミック楽しかった?」と聞いても「んーまあね」という返事。ある面談の時、範子先生が言われました。「お母様方はついお子さんに、今日リトミック楽しかった?と尋ねますができればその質問はお子様にしないで欲しいのです」と。その時の先生の想いについては実は忘れてしまったのですが、ずっとその言葉が胸にあり私はそれから娘に楽しかった?という質問をせずに過ごしてまいりました。

年中の時、ある女の子が体験に来られその際に、娘達が簡単そうに身体で刻むリズムに全く歯が立たない姿を垣間見、私たちが横のカフェでお茶している間に子供達はなんと意義のある時間を過ごしていたんだろうと改めて思いました。年長となり段々と人数が減り、奈良先生(アシスタント諒多先生)の木曜日クラスと合同になり今まで女子のみで行っていたレッスンが男女混合チームとなりました。普通ならば環境の変化を受け入れることは難しいと思いますが、範子先生から「絵麻ちゃんのような子は元気な男の子達の中でまた自分を表現する力をつけると思いますよ」というアドバイスもあり、私も木曜日のクラスに移動することも楽しみとなりました。

娘は小学生となりいつまで続けるのかしら、というこちらの迷いも吹っ飛んでしまうくらい気づけばリトミックの虜になりました。「私は中学生になってもリトミックをやりたいの!」親が、楽しい?と聞く間もないほど楽しみ始めました。学校以外にこんなに楽しいと言える場所を見つけてあげられたことに喜びも感じました。見学する度に、親もついていけないほどの音楽的能力というのでしょうか、言葉では表せない”感覚”を身につけていく姿が見られました。それは年齢が上がるとともにますます見えてきました。

3年生まで男女4人で過ごしていた楽しい時間は終わりを告げ、塾もスタートし、皆も小3で卒業という中、研究科に進むかどうか娘と話し合いました。「私はレッスン生一人でもいいから研究科に進みたい!」娘の想いは強かったです。娘が続けるなら、と一緒に続けてくれるお友達が一人いて二人でレッスンをスタートさせました。研究科になりまた範子先生(裕子先生)に戻りました、おかえり、絵麻ちゃんと温かく迎え入れてくれました。静かな女の子二人でスタートさせた研究科。先生も変わったし、ムードメーカーな男の子二人がやめてしまって母達は少し不安に思っていました。迎えに行くたびに女子二人はどんな風にレッスンしているのか、先生に質問されて声を出して返事しているのか。レッスン前にスタジオに入る時も最後まで恥ずかしがり屋の二人は(元気に)会話をすることなく微笑み合っていました。不思議なことはそんな二人が声を大にして、リトミック大好き!というのです。日を追うごとに娘達は二人の世界をしっかりと作り上げ、自分たちのその二人にしかできない表現をするようになりました。言葉はなくとも心が繋がっていました。先日の研究科の発表を見て、母親同士再確認しました。そしてリトミックの素晴らしさを改めて感じました。表現の上手な子が上手に表現するのがリトミックでなく、どんな子でもその子が持ったものをその子なりに表現できる、そこに正解がないからこそ子供達にとっても居心地よく楽しめるものなんだなあと。あの広いスタジオを先生二人を二人占めして行うレッスンはとても贅沢なものだったと今でも思っています。

娘は新5年生となり塾の曜日がレッスンと合わなくなり、涙しながら卒業しました。もう一人のお友達はこのまま続けるということで「さみしいよ、6年生になったら戻ってきてね」とお手紙をもらいました。二人で過ごした時間は子供達にとってもかけがえのないものだったようです。

ずっと聞きたかった昔の疑問を研究科になり範子先生に尋ねてみました。子供に楽しい?と聞かないでねと言われたのはなぜでしょうか、と。すると先生はこう答えました。「うまくいく日とうまく行かない日ってあるんですよね、だから全てを楽しいと思えるわけではないので、聞かないでほしいなって思ったんです」と。バイオリンのレッスンに重ね合わせると、確かにそうだ、と納得しました。

6歳下に妹がいます。お腹にいる時から娘のレッスンに同行しています。次女は迷うことなくキャロルに入り火曜日の裕子先生(アシスタント諒多先生)から木曜日の諒多先生、そして奈良先生のレッスンを受講しています。裕子先生が2年前だったか、「こんな素敵な空間でリトミックを続けている子供達ってなんて幸せなんだろうかっていつも思います」と。ずっとキャロルにいらっしゃる先生が心の奥底でいつも思ってらっしゃったであろうその想い、とても響きました。そして、その幸せをずっと与えてくださってるのは先生方でもあります、とお伝えしたかったです。いつも思うのは私ができることはキャロルに娘達を元気に連れてくること。それだけです。全ての先生のレッスンを受けさせてもらっていますがどの先生方もいつも子供達に真摯に向き合ってくださって温かいこと、感謝しかありません。

まだまだ次女がお世話になる予定ですのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。想いが溢れてしまい、長文失礼いたしました。

研究科クラス Eさん  / Aクラス Eさん のお母様