あんたがたどこさ

先週になりますが、年長クラスのレッスンが始まる前に、こども達とボールで遊んでいました。

男の子はサッカー。

女の子は今、「あんたがたどこさ」が流行っています。

Aちゃんが

「先生、見て~!こんなにできるようになったよ

と、ご披露してくれました。数回続けてできています。

「すごいじゃない!」

と感心すると

「私も~見て~」

と、次々とこども達がやるのを見ていたら私もやりたくなりました。

「じゃ、先生もやってみよっと」

何年ぶり????

ちょっと夢中になってやっていたら

ものすごく視線を感じました!!

顔をあげて見たら、なんと全員が羨望の眼差しで私を見つめていました

「先生、凄い~

アシスタントの裕子先生が笑いながら

「凄い真剣に皆がみていました~」

と教えてくれました。

あら?ちょっと恥ずかしいわ。でも

「あんたがたどこさ」でそんなに株が上がるとは思わなかったです(笑

単純な私は

「よ~し!明日もあんたがたどこさをしよう

と思っています。

こども達が見てもらいたい気持ち、よ~くわかります(笑

鼻歌選手権

昨夜、NHKBSで、「宮川アキラのショータイム」をご覧になった方はいらっしゃるかしら?

その中に「鼻歌選手権」という子供が鼻歌で歌ったものを投稿するコーナーがあります。

昨夜、以前リトミックの生徒さんだった男の子が作品を出したとお母様からメールをいただき、テレビで観ていました。

ちょっとドキドキして観ていると・・・

ついにその子の作品が!!

アイスクリーム アイスクリーム 食べようと思ったら スプーンが 折れちゃった

鼻歌とは思えない音楽的に立派な作品でした!!

宮川さんのコメントも「この子は凄い!将来私のあとを継がせたい!」

と褒めていました。

この男の子は、現在は合唱団に入り活躍中です。

何年か前にリトミックのレッスンで作曲をした時にも

歌詞付きの作品を作りました。

それも素敵な曲だったけれど、今回も良いなぁ~

とっても嬉しかったです。

もしかして・・・

キャロルの子は、多分全員がこの「鼻歌選手権」に投稿できるかも・・・ね??

キャロルでも「鼻歌選手権」をやってみたくなりました

エアードッチボール

昨日の研究科(小学校5・6年)のクラスでの事です。

最近気になっていたのは、生徒の動きの硬さでした。

「タイミング」ではなく「流れ」が見える動きを誘導するにはどうしたらよいかをずっと考えていました。

私事ですが、先日帝国劇場で「レ・ミゼラブル」を観劇しました。

○十年ぶりに観て、再び感動したのですが、その時の演出で気になった事がありました。

「スローモーション」です。

時間の流れを表現するために、多くのシーンで出てきました。

それで閃きました

ゆっくり続けて動く事で、動きの流れの中での準備や頂点や弛緩等をもっと意識できるのでは????

そこで昨日のレッスンで「エアードッチボール」をしました。

最近テレビのソフトバンクのCMでも「キャッチ!」とか言ってるし、そんなノリでも良いかなと(笑

やってみたらびっくり

皆即興で動くのですが、上手い、上手い

流石にリトミック育ちは違いますね~。流石に研究科クラスですね~

リズムがあり、流れがあり、ちゃんとパスを回してアンサンブルになっています。

それを楽しんだ後、「チェンジ」の合図でスローモーションの動きに変える練習をしました。

又「チェンジ」で通常の動きに戻ります。

スローモーションにしたら、益々、スペースやエネルギーや時間の変化を自然に表現できました。

狙いどうり、硬いタイミングだけの表現とは違うものになりました。

リトミックは音楽教育ですが、そのアプローチは動く事による体験です。

その為にどう動くかが、体験の深さを決めるポイントとなります。

動きのプロではない私ですが、音楽に結びつける以前に動きの指導も大切だと考えています。

さてさて、次回は音楽と一緒に動いてみようと思います。

どんなふうに結び付けようかしら??

楽しみが増えました

笑っちゃう!

金曜日の小学校3年生のクラスでの出来事です。

全員でサークルになって、ボールを1回バウンドさせて他の人にパスするゲームをしました。

・・・と言うとスポーツみたいですが

2つのビートを聴き分けて、隣へ渡したり、隣以外へ渡したりと音楽的なゲームです。

でも、ボールを扱うのはなかなか難しいです。

力のかけ具合や、床の木目の線の微妙な場所に当たったりするとすぐバランスが崩れてしまいます

ボールが思わぬ方向へ飛ぶと思わず声が出ます。

そして何故か自分の身体がボールになったみたいにビヨ~ンと伸びるのです。

その姿がお互いに面白くて面白くて

笑いながらやりました

それからは何をやっても可笑しくて、皆笑ってばかりでした。

思い切り笑うって気持ちよいですね~!

小学校3年生の女子は、そろそろ思春期の入り口に入る頃です。

妙に尖ったキツイ言葉も出てきます。

友達や先生に対しても攻撃的になったり

寡黙になったり、それぞれですが

小さな頃から見ているので、本当に精神的な成長を感じます。

2歳の頃の反抗期も今では懐かしい思い出です。

音楽を学ぶという事に精神的な成長は不可欠だと思います。

長くお付き合いさせていただいているからこそ、それに気付く事ができるのですね。

そして、今日のように一緒に笑い合える時、なんとも言えない幸せな気持になります。

し~ん

昨日は年長・2年・3年・研究科(4・6年)のクラスのリトミックレッスンがありました。

先週は久しぶりという事と、見学日だったので何となくザワザワしていましたが、

昨日はどのクラスもとても集中しました。

レッスン中に、時々「し~ん」とする時があります。

こども達が集中する時です。

空気がピーンと心地よく張りつめ、皆が全神経を動物的に使っている感じがします。

それは一瞬の間のようなもので、すぐ緊張が溶けて解放されます。

安堵感が漂い笑顔と声が出てきます。

レッスンは緊張と弛緩の繰り返しと言っても良いと思います。

でも上手くいっていない時はこれがありません。

音楽を聞き流すだけでは、この状態は生まれません。

聴きつつ、思考するという事が集中力を生みます。

リトミックの素晴らしさがここにあると思います。

昨日の「し~ん」は嬉しかったです

1歳児リトミック体験

昨日、キャロルで「1歳児リトミック無料体験教室」が開かれました。

地震の影響で、ご実家等に避難された方も多く、キャンセルもありましたが

4組の親子が参加してくださいました。

皆さん、バギーにお子様を乗せていらっしゃいました。

その姿を見て、まず、

(可愛い~

部屋に入り、初めての場所に慣れずに立ちつくす姿を見て

(可愛い~

何をしていても可愛すぎる1歳です

最初は歌遊び等で緊張をほぐし、楽しんだ後、担当の奈良先生が、初めてピアノに触れました。

ポロロン~

すると、ギュギュっと一瞬で子供達が集中!!!

そのまま、ピアノの音楽とともにリトミックのレッスンが始まると

ず~~っと集中!!

嬉しくて声が上がり始めました。

最初なので、音楽が止まったらすぐ止まり、じっとするというゲームをしたのですが、

よ~~~く聴いていて、とっても上手にできました。

一緒にやりながら見ていて感動してしまいました。

やるね~~ 1歳児

そして音楽の力って凄いと改めて思いました。

なかには、まだ歩き始めたばかりで、2・3歩しか歩けなかったのに

こんなに歩くのを初めて見たとお話されたお母様もいらして、私達もそれを聞いてびっくりしました。

子供達の笑顔って素晴らしいですよね。

部屋中が、生き生きとした幸せなオーラに包まれた気がしました。

とっても楽しかったです。

帰り際には、最初とは別人のように、私達に慣れてくださったこども達と、お別れを惜しみました。

1歳児と仲良くなれて、私達も素敵な時間を過ごせました。

参加された皆様、本当にありがとうございました。

又お会いできる時を楽しみにしています

新年度

4月になり、先週からキャロルで新学期がスタートしました。

余震が続く中、こどもたちの様子が大変気になっていましたが、

皆の元気な様子にホッとしました。

ちょうど気温も上がり、皆の熱気で久しぶりに私も汗をかきました。

何よりも「2歳児親子クラス」にピカピカの新入生がやってきました。

可愛い~~です

何をしても可愛いです

小さな声で「ありがとう」

なんて言われると、もうこちらこそ「ありがとう」と100回位言いたい気持ちになります。

音楽と一緒に走りながら、可愛いお口が嬉しそうに三日月のように開いていました

これから長いお付き合いになると思いますが、この姿をちゃんと覚えておきますよ

どうぞよろしくお願い致します。

東日本大震災

初めに

3月11日(金)に発生した三陸沖を震源とする東日本大震災により、亡くなられた方々の
ご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

キャロルの生徒さんとそのご家族はご無事のようで一安心致しました。

他のお知り合いの方々のご無事を、心よりお祈り致します。

今週、キャロルはお子様の安全を第一に考え、リトミックもピアノも休講とさせて頂きました。

ご父兄の皆さまのご理解とご協力に心より感謝致します。

今週の火曜日には「作品発表会」と「卒業式」金曜日には同じく「作品発表会」が予定されていました。

子供達も楽しみに練習していたので、その気持ちを思うと、とても心が痛みます。

でも折角心を込めて作った作品です。晴れやかに、穏やかな気持で聞いて頂きたいと思います。

少しでも早く状況が安定する様、祈るばかりです。

心配なのは、子供達の気持ちです。

大人でもショックを受け、平常心でいる事が難しい今、子供達はどんな様子なのかとても気になります。

テレビは地震の様子の報道が多く、それを観ていると更に不安になってきますね。

どうか子供達の為に、明るいアニメとか楽しい音楽番組とかも放送してほしいと願います。

(被災者の方には大変申し訳ないと思いますが・・・)

当たり前に音楽を楽しんでいた事が、どんなに恵まれていた事だったかを改めて思い知らされます。

早く元気な子供達の笑顔が見たいです。そして楽しくレッスンできる事を願っています。

余震が続きます。

皆さまお気をつけてお過ごしくださいませ。

キャロルの歴史③

昨日、キャロルへ、昔在籍されていた生徒さんのお母様がいらっしゃいました。

開設された頃の生徒さんでしたから、何十年ぶりでしょうか?

お写真をお持ちで、それはなんと結婚式の写真でした!

そこには立派な紳士が写っていました!

女優のような花嫁さんと一緒に満面の笑みで!

うわゎ~~~

頭の中で、昔の可愛い男の子と写真の男性とが一致するまで、少し時間がかかりました。

「○○ちゃん??」

確かお引っ越しされてお別れしたのでした。

背が高くて色が白くて頭が良くて個性的な男の子でした。

お母様は「お陰さまで音楽が大好きなまま成長しました。高校の頃はバンドで活躍しました。」

と、おっしゃっていました。

今は会計士になられて、お医者様の奥様と御結婚されたばかりだそうです。

キャロルでのリトミックの事もよく覚えていて、まだ話題になるそうです。

そのお母様はお孫さんの為に、お住まいの近くでリトミック教室はあるかと質問されて行きました。

凄いです!!

リトミックを通じての共通の思い出が、そのお子さんに、ご家族に影響をおよぼしている事を改めて感じ、

感動してしまいました

これぞキャロルの歴史ですよね

そういえば、最近昔の卒業生がキャロルへ遊びにきてくれたりもしました。

その子は美大へ進学されたとか・・。

絵が上手で、作曲発表会の挿絵等を書いてくれた女の子です。

先週は、まだ御兄弟3人目のお子様がキャロルに在籍されている卒業生が、弟を送ってキャロルに来ました。

最初、誰だかわからなかったです。

(綺麗な女の子がいるなぁ~)とは思いましたが

そのお姉さんは「アニメソングコンテスト」で優勝してCDデビューしたそうです!!!

皆、個性的に成長されたんだなぁと嬉しくなります。

キャロルの卒業生がどのように成長されたか、一人一人知りたい気分です。

こうして訪ねてくださるなんて本当に嬉しいです。

でも

「先生?変わってわからなかった・・」

と、言われないようにしなくちゃいけないですね(笑

おばあさんになってもず~~~っとキャロルで先生が出来たら嬉しいです。

・・・スキップはできないかもしれないけど

頑張ります

瞳はダイヤモンド

今日は「リトミック無料体験教室」でした。

4月からの「2歳親子クラス」と「年少児クラス」対象のお子様達にリトミックを体験していただきました。

殆どが「初めまして」のお子様でしたが、中にはおにいさんや、おねえさんが、キャロルに在籍されている

ご兄弟の方もいらっしゃいました。

そのお子様達は、皆、ちょっと誇らしげにやって来ました。

だって赤ちゃんの時から(もしかしたら、ママのお腹の中にいる時から)キャロルへ一緒に通っているのに

どんなにやりたくても、自分はいつも見ているだけ

やっと参加できる年齢になって、リトミックデビューの晴れの舞台ですもの

私達講師も、とっても楽しみでした!

そして、その得意げな様子が可愛くて仕方ありませんでした。

お母様も同じ気持ちだったのではないでしょうか

今日はびっくりしたのですが、参加されたお子様は皆とってもいい感じで、初めてとは思えぬ反応の良さでした。

レッスンが始まる前には、不安そうに親御さんの後ろに隠れていたお子様も

いつの間にか音楽と一緒に夢中になって楽しんでいました。

やっぱり音楽の力って凄いです。

そして

皆、瞳がキラキラと輝やいていました。

ダイヤモンドみたいでした

レッスン終了後に

「又、遊ぼうね!」

と、お別れしましたが

御縁があって、キャロルにレッスンに来てくださると良いなぁ~と、名残惜しかったです

年少児のクラスでレッスンが終わり、担当講師がお母様に話をしている時の事です。

私は子供達と一緒にぬりえをして待っていました。

子供達は体験でテンションがあがったのか、ものすごく話をしてくれました。

ある女の子が

「私ね、15歳になったら人魚になるの」

と言いました。

ふふっ

お姫様に憧れる年齢だよね~っと思って

「ふんふん

と聞いていたら、隣の女の子が

「わたしは、大きくなったらキリンになるの」

と言いました。

いいね~

頬が思い切り緩みました

このお二人は、本日ご入会のお申し込みをいただいたので、大きくなったらいつかこの夢のある会話を話してあげたいです。

バタバタと大変な一日でしたが、楽しい一日でもありました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

そしてお疲れ様でした!

又、お会いできる機会を楽しみにしております。