いやだ~!

火曜日のリトミックレッスンの出来事です。

最初は年少クラスでした。

このクラスは4月から親子分離しました。

最近は友達同士でコミュニケイションをとるのが上手になって、顔を見合わせてはニコニコと楽しそうです。

レッスンで二人組になる活動がありました。

クラスの人数が奇数の時は、アシスタントの先生と誰かが組みます。

ある女の子が、たまたま先生と組む事になったのですが

「いやだ~。お友達とやりたい~。」

と言い出しました。

いつもなら先生とやる方が人気なのに、びっくりしました

すると、すでに二人組になっていたチームの女の子が

「3人でやればいいよぉ」

と、言いました。

私は

「いいアイディアをありがとう!3人は難しいけど頑張ってみる?」

と聞くと、その子はこくんと頷きました。

二人組で役割分担しての活動だったので、交代の時に間違えないでできるかな?と思い見ていましたが

ちゃんとできました  凄いです

いいなぁと感じたのは「いやだ」と言えた事。

それにより難しくなった活動も頑張ってできた事。

アイディアを出して、友達を助けて一緒に楽しんだ事。

成長したと嬉しくなりました。

いやだ~と言った子は、実はちょっと前にもこんな事がありました。

レッスンに楽しそうに参加していたのに、急に階段の所へ行き、座ったと思ったら

「うわ~~ん

と大声で泣き出しました。

びっくりして「どうしたの?」と聞くと

「さみしいよ~。ママと会いたくなったよぉ~。でもいないから~

と、泣きながら言いました。

「さみしいよ~

「うお~~ん

「さみしいよ~

手放しで、思い切り泣く姿に何故か感動してしまいました。

だって・・・

さみしいからとあんなふうに泣けるなんて

なんかいいなぁ

なんてストレート

大人になったら出来ない事だよね。。。

そう思っていたら、満足したのか泣きやんで皆の中へ戻ってきました。

皆も何事もなかったように、又一緒に走り出しました。

良かった、良かった

自分の気持ちに正直な子供達から学ぶ事は多いです。