Bクラス(年中)での出来事です。
レッスンが始まる前に、子ども達は自由に遊んでいます。
ピアノを弾いている女の子が突然私に言いました。
「小鳥がいる!」
???
「ほら!小鳥!」
女の子がピアノで小鳥を表現しているのかと思いました。
「ここ!ここ!」
女の子が示す所を見たら、、、
ピアノの弦の上に、薄い色とりどりのマグネットが落ちていました。
グランドピアノのふたを開けているので、ピアノを弾いているとちょうど視線の先に弦が見える様です。小さいので、、、
どうして、そのマグネットを「小鳥」と言ったのかと言うと
今、レッスンで楽譜の導入として五線を教えています。
小鳥になって想像活動をしながら
音楽の合図で床に記した線の上、間にとまる。
それから小鳥をマグネットに置き換えてボードで実際に並べて認識させています。
だから
マグネット=小鳥
だったのです。
ゆうこ先生と思わずニッコリ顔を見合わせました。
「なるほど~!」
もしかしたら、マグネットってちゃんと言えるかもしれません。
でも
レッスンでの経験が、ちゃんと女の子の記憶にあるんだなと
何か秘密の合言葉を共有しているようで楽しくなりました。